歯磨きは毎日している!という方がほとんどだと思います。それでも虫歯や歯周病に罹ってしまう…(-_-;) それは何故でしょうか?
毎日歯を磨いても、ずっと歯ブラシが届いていない場所があったとしたら…?
自分の歯の全体像を想像していただきたいと思います。上下の自分の歯を頭の中で3Ⅾ画像のように思い描いてみて下さい。凸凹がたくさんあったり、奥歯と前歯とでは形も大きさも違います。もし、歯をお口の外にガボッと出せたとして、直接見ながら隅々までツルツルに磨き上げるにはどのくらい時間がかかりそうですか?歯に付着する汚れ(歯垢)は結構ねばねばして落としにくいのが特徴です。個人差はありますが、ツルツルになるには直接見ながら磨いても短時間では難しいと思います。
本当の口の中で考えると、実際は頬があり舌があり、奥歯は思ったように歯ブラシが届かないのが現実ではないでしょうか。前歯はどうでしょうか。比較的届きやすいですが、汚れがしっかり落ちてツルツルになっているでしょうか?
こんな風に想像してみてください。今、ご自身で行っているブラッシングは虫歯や歯周病にならないように隅々まで磨けているかどうか。もし、磨けていないかな…と思われた方がいらしたら、どうしたらツルツルに磨けるようになるのかを想像してみて下さい。
ちなみに、歯ブラシ1本では隅々まで磨くことはまず不可能です!
少なくとも歯ブラシとデンタルフロスは必要です。歯ブラシは表と裏を磨けます。歯と歯の間はデンタルフロスで磨きます。歯並びは人それぞれですので、歯ブラシで届かな場所がある方は自分に合ったブラシを用いて磨いて下さい。
毎日歯を磨いているのに虫歯や歯周病に罹ってしまった場合は、やはり磨けていない場所があるのです。その場合、どこが磨けていないのかを早く知ることが大切です。知らなければやりようがありません。
そして、虫歯や歯周病は生活習慣病でもあるので、食生活や喫煙習慣等を見直してみるのも予防への近道ですね。
ぜひクリニックで歯ブラシがきちんと届いているか調べにいらして下さい。
目黒 歯医者/歯科 堀江歯科クリニック
日付: 2020年3月23日 カテゴリ:スマイルニュース