風邪をひきやすい季節がやって来ます。そこで今日は免疫力の重要性とお口の疾患の関連性についてです。
小腸の免疫細胞は歯肉の健康に大きな関わりを持っています。小腸の免疫細胞を活性・強化することによって強い体を作ると同時に歯周病予防にも大変効果があります。
人の体にはもともと体に有益な働きをする「善玉菌」、有害な「悪玉菌」普段はどちらでもないけれど体力や免疫力が低下すると有害になる場合がある「日和見菌:ひよりみきん」の3種類の細菌類が住んでいます。(500種50兆個、重さ約1~2kg相当)健康な人は善玉菌がしっかり働き悪玉菌や日和見菌が暴れるのを抑える働きをしていますが、ストレスや運動不足、薬の過剰摂取などで善玉菌が減り、悪玉菌や日和見菌が暴れてしまいやすい状態になっている場合は抵抗力が下がっている状態です。善玉菌優勢の状態を保つことが抵抗力を高める鍵なのです。また善玉菌は免疫細胞を活性化させる働きがあります。善玉菌によって免疫力を高める事で感染から体を守り強く健康な体作りに役立ちます。
海藻類やアーモンドなどのナッツ類、生肉や生魚、生卵に含まれるグルタミンは小腸の免疫細胞のエネルギー源になると言われています。
皆さん、免疫力を上げて健康なお口と健康な体を手に入れましょう!(^^)!
日付: 2017年9月30日 カテゴリ:スマイルニュース