前回、自覚症状のお話をしましたが、さらに細かく☀昼と☾夜では
どのような症状が現れるかをお話します。
☀昼間
・日中の眠気(EDS)あるいは疲労感や倦怠感
・記憶障害、認知障害
・起床時の頭痛、頭重感
・起床時の口腔乾燥感
・精神症状、性格変化(うつ、気力減退など)
☾夜間
・いびき
・疲労の回復しない睡眠
・不眠
・頻回の中途覚醒
・夜間の流涎
・夜間の頻尿
・寝汗
・性機能低下(ED)
また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症では、
・高血圧(通常の2倍)
・心臓疾患(通常の3倍)
・脳血管障害(通常の4倍)
・糖尿病(通常の1,5倍)
・高脂血症
・交通事故など
があります。
大人だけでなく、子供に起こる場合もあります。子供の主な症状は、
・大きないびき
・就寝中のあえぎ呼吸、息が止まる
・就寝中のせき
・頻繁に寝返りを打つ
・たびたび夜中に目を覚ます
・夜尿症
・感情的に不安定、衝動的、攻撃的、ADHD様症状
・昼間の眠気
・集中力の欠如
・成長の遅れ
特にお子様の場合は就寝時の様子を保護者のかたが注意深く見てあげて下さい。
日付: 2012年11月12日 カテゴリ:スマイルニュース