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アーカイブ: 9月 2012

これって知覚過敏!? Part3(最終回) 

今回は最終回として、咬合の不調和による知覚過敏とおすすめセルフケア用品のお話です。

 

知覚過敏の中で、歯の根元が鋭く楔状にけずれてしまい、その結果

”しみる(>_<)!!” …。

このような症状の方、けっこう多くいらっしゃると思います。

この症状の主な原因は咬みあわせにあります。咬みあわせで負担のかかってしまう歯の根元がしらずしらずにけずれてしまうのです。

こんなことが、口の中で起こっているなんてビックリですよね((+_+))

その中でも、歯ぎしりや歯を強くくいしばる癖や習慣のある方は要注意です!ただ、癖や習慣は無意識にやってしまうことがほとんどですよね。

このような癖や習慣は、ご自分で意識してやらないように促す必要があります。いわゆる自己暗示です。

ただ、歯ぎしりやくいしばりはストレスから発症することを念頭におかなければいけません。

過度なストレスがかかると、体はさまざまなカタチで悲鳴をあげサインを送ります。上手に解消することが何よりも大切ですね!

 

最後にセルフケア用品をご紹介します(*^。^*)

 

歯磨き粉にはいろいろな種類がありますが、ご自身に適した成分が入っていることが重要です。

象牙質知覚過敏症には、硝酸カリウムフッ素配合の歯磨剤がおススメです!

しみる症状が強い場合は専用の歯磨剤か、あるいはフッ素入りで研磨剤非配合のものも良いですね。

選ぶときは是非とも成分表をチェックしてみて下さい!

 

症状が気になるときは自己判断せず、まずクリニックで歯科医師・歯科衛生士にご相談ください!(^^)!

 

目黒 歯医者/歯科 堀江歯科クリニック

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これって知覚過敏!? Part2

前回Part1では、知覚過敏を生じさせる因子についてのお話でした。

今回は生活習慣改善方法についてのお話です。

 

①不適切なブラッシング

ブラッシングは1年間で約730~1,095回(1日2~3回)行うと想定すると、一生の間に何万回行うのでしょうか?数えてみるとすごい回数ですね!

特に知覚過敏症を発症させやすいブラッシング方法は、力を入れて横に大きくこすりながら磨く‘‘ゴシゴシ磨き”です。これを続けると、歯ぐきを退縮させ、歯にも過度な負担がかかり知覚過敏が起こりやすくなります。

また‘‘ゴシゴシ磨き”はせっかく磨いているのに思うほど細部の汚れは取れなく残ってしまいます(T_T)/~~~ これでは虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいますよね。

ブラッシング時のポイントは、

1.力を入れすぎない!(歯ブラシの毛先が曲がらない程度)

2.小刻みに小さく歯ブラシを動かす!

また、歯間ブラシもサイズの選択が大切で、大きめの歯間ブラシを使い続けてしまうと、歯の間のエナメル質に負担がかかり良くありません。きついと感じるよりも少し余裕があるサイズを選んで下さいね(^.^)/~~~

 

②飲食

象牙細管の入り口を塞いでいるスメア層は、pHの低い酸性の食品、果物、飲料によってダメージを受け容易に剥がされてしまいます。そのスメア層の喪失を防ぐことが重要なポイントになります。

pHの低い飲料としてはコーラやオレンジジュース、グレープフルーツジュース、白ワイン、赤ワインなど多くの種類があります。ヨーグルトやレモンのような柑橘系の果物もpHが低く、オレンジジュースに3分間さらされただけでスメア層は完全に剥がされ過敏な状態になることが確認されています。

たまに飲むのは問題ありませんが、飲みすぎには十分注意しましょう!また、飲食の種類によってしみる症状が強く出る場合は、数日間これらの食品の摂取を控えましょう。  ブラッシングするタイミングも重要で、飲食直後のブラッシングは禁忌です。

 

③薬剤

薬剤の影響による知覚過敏は2つの原因があります。

1.服用により口腔乾燥を起こすケース

唾液が出にくくなることにより、知覚過敏症以外にもさまざまなトラブルが起こります。

・利尿作用のある薬剤

・体液の減少を促進させる薬剤

・降圧剤

・抗うつ剤

・抗コリン剤(副交感神経遮断剤)

など、その種類は大変多いようです。

2.薬剤の糖分によるケース

「チュアブル錠」や「口腔内崩壊錠」のような水なしで飲める物や、トローチなどのようにゆっくりと唾液で溶かす薬剤に使用されている甘味料が歯にダメージを与えることが考えられます。常用されている方は服用後、口をゆすぐなど工夫をされると良いですね。

生活習慣は少しづつ意識するだけでも大きな結果につながるものです。出来ることから改善してみて下さい!

 

次回は咬合の不調和による知覚過敏おすすめセルフケア用品をご紹介します(^-^)

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これって知覚過敏!? Part1

歯がしみるのは、とても辛い症状の1つですね(>_<)

今日は、その中で象牙質知覚過敏症についてのお話です。

 

主な症状はしみる・歯ブラシを当てると痛いなどの自覚症状があります。それが虫歯や歯周病で起きているのか、知覚過敏症なのかはなかなか自分で判断がつきにくいものです。まず、自覚症状がある時は、早めの受診をおすすめします。

では、どうして象牙質知覚過敏症になってしまうのでしょうか?

発症には、生活習慣が大きく関与しています。エナメル質を喪失し知覚過敏を生じさせる因子は

①不適切なブラッシング

②飲食

③薬剤

このような原因が多くみられます。

 

また、もう1つの原因に咬み合わせの不調和があります。

これは主に頬側の歯の根元が楔状に削れてしまうことにより、しみる等の症状が現れます。虫歯ではないのですが、歯が削れて神経までの距離が近くなるので、症状が強くでることがあります。

では次回Part2で生活習慣改善方法をお伝えします!

 

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おいしく食べて健口づくり ~タニタ式健康づくりから学ぶ~

第7回「歯と健康」フォーラムのお知らせです。

レシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂~500Kcalのまんぷく定食」で話題を呼んでいる株式会社タニタから管理栄養士さんをお招きして講演会が開催されます。

食とは生命を健康・健全な状態に保ち、元気な体と心を造る源であり、毎日の生活に欠かせないものです。

そして、おいしく食べて、いつまでも健康でいられるポイントは良く噛めること!

タニタの管理栄養士さんや、医師、歯科医師といっしょに歯と体の健康について学べる「歯と健康」フォーラムです。ご興味ある方、是非ご参加下さい(^_^)/

日時:11月18日(日) 13:00~ (要予約/先着300名)

会場:全国町村会館(永田町)                                               〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-35全国町村会館内 ☎03-3581-0471

お問合せ:東京歯科保険医協会 新宿区高田馬場1-29-8-6F  ☎03-3205-2999

予約申し込み方法:(平日9:30~17:00) ☎03-3205-2999

メール:(名前・住所・電話番号・参加人数を明記してください) hatokenko@doc-net-or.jp

FAX:(名前・住所・電話番号・参加人数を明記してください) FAX 03-3209-9936 

 

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キシリトールガムってやっぱりすごい!

歯科衛生士の堀江です(^-^)

キシリトールの虫歯予防効果を目の当たりに実感した出来事があったので、ご紹介させていただきます。

今日、歯のクリーニング中に患者様とキシリトールガムの話になりました。

その方は20代で、最近歯列矯正も終わりとてもきれいな歯をされたステキな女の方です。

高校生の頃から毎日キシリトールガムを噛んでいたとおっしゃっていました。

お聞きすると、永久歯になってから1本も虫歯になってないとのこと。しかも、歯質もとても良い!

もちろん、ホームケアもきちんとされている方です。高校生になるまでの間もブラッシングを頑張ってされていたのだと思います。

ただ、きちんと磨いているのに虫歯になってしまう…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

虫歯はいくつかの条件が重なって起こる細菌による感染症です。

キシリトールは歯垢とその中の虫歯菌を減少させることが研究などで証明されています。また、唾液の分泌を刺激し、それによってお口の中のカルシウムレベルが増大し健康な歯の脱灰防止と再石灰化効果を促進することにより、虫歯の発生を防止します。

特に、歯列矯正をすると装置が付くことによって普段以上に歯が磨きにくくなり、注意していないと虫歯になりやすいですが、その時期も虫歯には無縁!すばらしいです!

継続は力なり。だな~と実感した1日でした(^_^)/

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9月の矯正日

今月の長濱先生の矯正日日程です。

① 9月13日(木)  16:00~          

② 9月25日(火)  16:00~         

 

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糖尿病・生活習慣病のためのバイキング教室

当クリニックの医療連携病院である東京共済病院で、糖尿病・生活習慣病のためのバイキング教室が開催されます。

病院食で提供している栄養バランスのとれたメニューをバイキング形式で体験ができます!糖尿病のミニレクチャー&サンプル提供もあります。(腎臓病の治療中の方は参加をご遠慮下さい)(>_<) 定期的に行われるイベントですが、大好評のため人数制限がかかることがございます。是非お早めにお申し込み下さい!

開催日:10月26日(金)

時間:午前11:30~午後12:30

場所:東京共済病院 南館10階会議室(目黒区中目黒2-3-8)

参加費:800円(税別)

申し込み方法:当クリニックまでご連絡下さい。03-5719-6330(10月12日締め切り)      

 

 

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ダイエットによる口臭

9月に入り少しずつ秋めいてきましたね(^-^) 今日はお口のプチ情報をお伝えします。

夏に向けてダイエットをされた方も多いのでは?と思います。また、これからダイエットを始めようと思っている方、ぜひご参考にして下さい。

色々なやり方の中で、食事制限をダイエットの主としてしまうと、どうしても空腹状態が続きます。口臭の原因の1つに空腹時の口臭があります。食事中は噛むことによって唾液の分泌が行われるため、口の中は思ったよりもキレイで通常時より口臭はしません。

では、どうして空腹時に口臭が発生してしまうのでしょう?それは膵液(すいえき)が胃において分解され、その時に出たガスによって引き起こされることが原因です。

そして、空腹状態が続くことで口臭もずっと続いてしまいます。また、無理なダイエットによって体の抵抗力や免疫力が弱まることで、口の中の細菌が増えてしまい、歯周病を引き起こす原因になる場合もあり、さらに口臭をひどくします。

何事もやり過ぎは禁物ですね。健康な体を保つにはバランスのとれた食事が大切です。そして、ご自身に合ったダイエット方法で健康美を保ちましょう!

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