虫歯の原因はいろいろあります。
その中でも第1位は口の中のミュータンス菌(虫歯菌)です。
では、ミュータンス菌とはどのようなものなのでしょうか‥
ミュータンス菌は、糖分から酸を作り出して歯を溶かしていきます。
虫歯が出来る最初のステップは、歯が酸で溶かされること!
歯の色が、部分的にチョークのような真っ白な色に変わってきたなんて方は要注意です。
特に歯と歯ぐきの境目が帯状に白濁してきたり、茶色に変色してきた場合、酸による歯の脱灰の始まりです。
ただ、この時点では虫歯治療の必要はまだありません。きちんと磨いてミュータンス菌を取り除けば白濁した色が徐々に元の透明感を取り戻してきます。
これが、歯の再石灰化です(^^♪
それでは、ミュータンス菌はどこに存在しているのでしょう‥
それは、歯垢(プラーク)です。歯垢(プラーク)はミュータンス菌の「住み家」なのです。
なので、歯磨きをしなかったり、雑に磨いて磨き残し(歯垢)が多いと他の悪い菌も歯につきやすくなり、歯を溶かしてしまうのです。
ミュータンス菌の「住み家」である歯垢(プラーク)を的確に取り除くことが出来れば、虫歯は確実にかかりにくくなります。
なので、虫歯が出来やすいとお悩みの方は諦めずにご相談下さい。
次回はミュータンス菌をコントロール出来る唯一の甘味料、キシリトールについてお話します(^_-)-☆