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カテゴリ: スマイルニュース

口腔ケアでインフルエンザを予防しよう

インフルエンザが流行してきました。
インフルエンザ予防に口内ケアが有効なのをご存じですか?
口やのどに存在する細菌はプロテアーゼやノイラミニダーゼなどの酵素を生産します。
このような酵素は、口やのどの粘膜守る層を破壊し、ウイルス感染を起こしやすくしたり、ウイルスの細胞から細胞への感染も助長します。
口内ケアで、これらの酵素を生産する細菌を減らすことができます。
季節問わず流行する感染症。ホームケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアで歯周病・虫歯・インフルエンザも予防して、健康管理をしていきましょう!

目黒 歯医者/歯科 堀江歯科クリニック

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歯数の少なさと認知症のリスク

皆様、定期メインテナンスは受けていますか?

歯科医院はどこか悪くなってからいく場所から、悪くならないように予防するための場所へ変わってきています。それも幼少期からケアのための定期健診を行い、乳歯の時期からむし歯予防と歯周病予防を行うことが望ましいです。

歯を失う原因で最も多いのは歯周病ですが、歯茎が常に炎症を起こした状態になると脳に悪影響を与える物質が分泌され、認知症に繋がりやすくなることも考えられます。

また、奥歯を失うと嚙み合わせが安定せず、噛む力も衰えるため、脳への刺激が減って脳細胞の減少にも繋がります。噛める食材も限られてしまうので、認知症予防に効果的なビタミン類などの栄養素の摂取量も減少していきます。

何らかの原因で歯を失ってしまった場合、大切なのはそのままにしない事です。失ってしまった歯を義歯やインプラントで補うことで、認知症リスクを減らす事ができます。よく噛むことができると、脳の血流が良くなり脳細胞が活性化され、結果として認知症予防に繋がるわけです。

義歯やインプラントの使用で認知症になる危険性は減少しますが、自分の歯を残すことは非常に大切です。やはり義歯は自歯と比べて噛む能力が落ち、異物感もありますので自分の歯が残っているに越したことはありません。健康長寿のためには、まず自歯の喪失を防ぐことが何より重要です。

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BioGaia(バイオガイア)社のスウェーデン式バクテリアセラピー・プロデンティス

当クリニックでは、口腔内の「菌質改善」により、歯周病、感染症の発症予防を図るスウェーデン式バクテリアセラピー・プロデンティスを取り入れた予防を行っています。

革新的口内セラピーとして、スウェーデン発のデンタル予防サプリメントBioGaia(バイオガイア)社の母乳由来の天然プロバイオテクス「L.ロイテリ菌」を使って口内管理をサポートします。

健康は口内の健康管理から

私たちの健康は、すべて口から始まるといっても過言ではありません。
口腔内には耳かき一杯分の中に数億個の細菌が生息しており、その中には有害な菌も数多く含まれます。

近年の研究では口腔内細菌は単に虫歯や歯周病だけではなく、心疾患や生活習慣病(糖尿病・高血圧等)とも深い因果関係があることが分かりはじめており、歯科学会・医学会においても口腔内細菌の管理が重視されるようになってきています。

高齢者にも有効な口腔内細菌の管理

口腔内細菌の管理は、高齢者医療においても重要です。誤嚥性肺炎、下痢、便秘といった高齢者に多く、また介護現場を困らせる疾患も、口腔内細菌を健常に管理することで予防・改善できることが分かっています。

色々な病気の予防を考えるなら、まずはお口の中の「菌質」を改善することから。
歯周病が進行すると、せっかくのインプラント治療が水泡に期してしまう場合もあるのです。

予防医学の先進国スウェーデンからきた「プロデンティス」

体内に常在し、免疫賦活や様々な感染症の発症を予防する乳酸菌。
なかでも、母乳に含まれる「L.ロイテリ菌」は新生児の腸に最初にコロニーを作る菌で、消化器官全体に強固な体内常在菌環境を作ります。

この驚異的な生命力を誇る「L.ロイテリ菌」を配合したデンタル予防サプリメントが「プロデンティス」です。

プロデンティスは世界52か国の医療、健康に携わる企業や機関に販路をもつプロバイオテクス専業メーカーの製品です。
1996年以来、20億以上の消費がなされ、健康維持・安全性は高く評価されています。

バクテリアセラピーで口内菌管理へ

口腔内の「菌質改善」により、歯周病、感染症の発症予防を図る最新のスウェーデン式バクテリアセラピーです。天然のプロバイオテクスを摂取して人体常在菌のバランスを健常化することにより、感染症予防や、治療加速をめざす最新の予防医学理論。
健常者はもちろん、未熟児、妊婦、高齢者にも安心して推奨できるセラピーです。

親から子どもへの歯周病伝播予防にも

乳幼児の虫歯、歯周病菌の感染は親による口移しやキスなどが原因の一つになっています。
プロデンティスはバクテリアセラピーにより口腔内の菌質を改善をします。

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噛み癖が不調の原因⁈歯の接触癖 TCH(Tooth Contacting Habit)

『 口を閉じた状態で上下の歯が接触してしまっている状態はございませんか。通常、上の歯と下の歯は接触しません。もし、上下の歯が接触してしまっているとしたら、それはTCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)と呼ばれます。その状態が続くとお口の不調はもちろん、頭痛や肩こりなどの全身症状を引き起こす場合がございます。TCHはご自身で気を付けることが出来る症状です。』     

(日本顎咬合学会学術大会 公開フォーラムより引用)

上下の歯が接触しているかどうか、普段あまり意識する事がないのでは?と思います。通常は起きている時も寝ている時も上下の歯が触りません。これに驚く方も多いのではないでしょうか。口を閉じている時は上下の歯が嚙んでいるのが当たり前と感じている方もいらっしゃると思います。顎関節症や体の不調(頭痛・肩こり・首こり・眼精疲労・耳鳴り・耳痛・腰痛・便秘・下痢・婦人科系症状等々)がある場合に「日中の食いしばり」のある方が多いようです。

24時間での上下の歯の接触時間は約20分とされています。食事、会話、嚥下の時に瞬間的に接触するだけだからです。歯が触れた瞬間に頬の筋肉が活動を開始しますので、上下の歯が常に接触していると、筋肉は働き続ける事になり疲労します。押し付けられた関節では摩擦が強まり、内部を傷つけやすくなります。この状態がTCH:歯列接触癖です。

顎関節症や体の不調は原因が1つではなく、いくつもの原因が重なって発症します。その中で噛み癖がある場合は、上下の歯を嚙みしめない事を意識してみて下さい。それだけで筋肉の緊張がほぐれ、全身症状が軽くなる可能性があります。

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歯数の減少と死亡リスク

歯と全身の健康状態は大きく関わりがあることは、多くの方がご存じかと思います。

口腔の健康状態を死亡リスク因子の1つとして検討した研究の結果が載っていました。

「高齢者約52000人を6年間追跡し、口腔の状態の死亡への影響を、これまで知られている修正可能なリスク因子とともに調査した。その結果、特に男性において無歯顎であることは修正可能なリスク因子の中で最も高い死亡リスクであることが判明。(中略)男性では歯の本数による人口寄与割合が、高血圧や喫煙、飲酒をおさえ、最も大きな値を示した。

この研究から、口腔の健康状態、特に歯数が少ないことによる死亡への大きさが明らかとなった。」

(Dentalism 53 SEPTEMBER 2022 ・News&Topics より一部引用)

このことからも、歯を失うリスクはとても大きい事がわかります。超高齢化社会で健康寿命を延ばすには歯の健康は最重要とも言えます。しかし、様々な理由で歯を失ってしまう事もありますが、大切なのは失ったままにせず適切に歯を入れる事です。入れ歯やインプラント等、自分に合った方法をしっかりと相談して入れる事が大切です。

さらに大切な事があります。歯を失った原因を考え、その原因を取り除いてあげる事です。事故で歯を失ってしまう事もありますが、多くの場合が歯周病やむし歯です。むし歯や歯周病は生活習慣病の1つでもあり、生活習慣を変えていく事により歯を守る事ができます。それをしなければ、新たに入れた歯もまた失ってしまうかもしれません。

アメリカの歯周病学会が発表した言葉で「Floss or Die」(フロスをしますか、死をえらびますか)という言葉があります。予防の大切さを強く訴えている言葉ですね。そこには、歯ブラシだけではなくフロスも必須だという事が良くわかります。これからの歯科医院は、歯を失わないように予防する場所に変わりつつあります。まず、定期的な検診と予防で歯を守る事が、命を守る事につながるのではないでしょうか。

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自分に合ったセルフケア

皆さま生活スタイルは様々だと思います。

お口のセルフケアも自分に合ったスタイルで良いと思います。大切な事は自分の歯で一生美味しく食べられること!

そのためには、自分はどんなリスクがあるのかを知り、基本的な正しいセルフケア方法を知ることがとても大切です。

・自分はどの様な歯ブラシが適しているのか

・どの様なケア用品が適しているのか

・どこが出来ていて、どこが出来ていないのか

わかっているようで、改めて考えてみると意外とわからない方が多いのではないでしょうか。

それを知る事で、気づき・考える事ができるので、自分に合ったセルフケアができます。

歯科衛生士のサポートとプロフェッショナルケアは自分の大切な歯を守ってくれます。

 

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唾液のすごさを再確認!

最近はマスク生活も少しずつ慣れてきたように思います。

皆様手作りのマスクや、ファッションに合わせてマスクもコーディネートされたり、新しい日常を素敵に彩られていますね。

マスクをしていると、していない時と比べてお口の状態が気になるところではないでしょうか?そこで、大切なのは唾液です。もちろん、虫歯フリー・歯周病対策・歯磨き・うがいをきちんと行うのは基本です!

唾液はお口の健康を保つだけではなく、全身の健康にもつながっています。

 

細菌やウイルスに働きかける抗菌物質IgA

「今、注目したいのがIgA(免疫グロブリンA)!この物質は、口腔内に細菌やウイルスなどの異物が侵入すると、見つけて取り囲み、粘膜への付着を防ぎます。そのあと異物は唾液の自浄作用によって洗い流されるので、私達は元気に過ごすことができる。ウイルスとともに生活している私達にとって、心強い味方なのです。口腔内のIgAを増やすには、まず唾液そのものを増やすことが大切です。常にマスクをしてうるおいが減っている今は特に、意識的に唾液を出すことが重要でしょう。」

参考資料:オーラルケア「tuft club vol.160 AUG.2020」より引用

 

この様に、唾液のすごさを再確認しました。お口が潤うことによって良いことが様々あります。よく噛んで食事をすることや、お茶やお水でお口を潤すことはとても大切です。

唾液が出にくくなり、お口が渇きやすい状態が続くと、お口の中の細菌が増えて口臭の原因になります。そして、虫歯や歯周病も罹患しやすくなるとともに進行も早くなりますので要注意です。もし、常にお口が渇きやすかったり、異常を感じるときは早めにご相談下さい。

そして、唾液の分泌を促す1つの方法としておすすめなのが、キシリトールガムを噛むことです。ガムを噛むことによって脳にも刺激を与え、キシリトールによって虫歯予防にもなります。できれば「キシリトール100%」のガムがおすすめです。通常のガムに比べて硬さがあるので、味がなくなっても長く噛んでいられます。長く噛むことによって唾液の分泌量も増えますので、15~20分程度は噛んで欲しいと思います。

健康はお口から!

 

 

 

 

 

 

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コロナ禍だからこそ大切なセルフケア!

東京都は連日3桁をこえる感染者数で不安を抱えながらの日々が続いております。

終息までは時間がかかると見込まれている中で、皆さま様々な感染対策をされていると思います。

毎日当たり前に行っている歯磨き。それも感染予防になっています。

以前にもご紹介しましたが、口やのどに存在する細菌はプロテアーゼやノイラミニダーゼなどの酵素を生産します。このような酵素は、口やのどの粘膜守る層を破壊し、ウイルス感染を起こしやすくしたり、ウイルスの細胞から細胞への感染も助長します。口内ケアで、これらの酵素を生産する細菌を減らすことができます。

お口の環境を整えるのは有効な対策と言えます。コロナに限らず感染症対策として毎日のお口のケアはとても効果的なのです。インフルエンザウイルスに対して口内ケアは有効な感染予防になることが実証されています。

大切なのは、隅々まできちんと歯垢が取れているかです。毎日磨いているけれど、ちゃんと磨けているかわからないと思われている方も多いのではないでしょうか。

隅々まで磨く為のポイントは、歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシと言った歯間専用の道具を使用することが必須です。使っていても上手く磨けない方は、ぜひ歯科衛生士にご相談下さい。

新型コロナウイルスは、まだまだわからないことが多くありますが、基本的な予防対策を徹底してコロナに打ち勝っていきましょう。

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毎日歯を磨いていれば大丈夫なの?

歯磨きは毎日している!という方がほとんどだと思います。それでも虫歯や歯周病に罹ってしまう…(-_-;) それは何故でしょうか?

毎日歯を磨いても、ずっと歯ブラシが届いていない場所があったとしたら…?

自分の歯の全体像を想像していただきたいと思います。上下の自分の歯を頭の中で3Ⅾ画像のように思い描いてみて下さい。凸凹がたくさんあったり、奥歯と前歯とでは形も大きさも違います。もし、歯をお口の外にガボッと出せたとして、直接見ながら隅々までツルツルに磨き上げるにはどのくらい時間がかかりそうですか?歯に付着する汚れ(歯垢)は結構ねばねばして落としにくいのが特徴です。個人差はありますが、ツルツルになるには直接見ながら磨いても短時間では難しいと思います。

本当の口の中で考えると、実際は頬があり舌があり、奥歯は思ったように歯ブラシが届かないのが現実ではないでしょうか。前歯はどうでしょうか。比較的届きやすいですが、汚れがしっかり落ちてツルツルになっているでしょうか?

こんな風に想像してみてください。今、ご自身で行っているブラッシングは虫歯や歯周病にならないように隅々まで磨けているかどうか。もし、磨けていないかな…と思われた方がいらしたら、どうしたらツルツルに磨けるようになるのかを想像してみて下さい。

ちなみに、歯ブラシ1本では隅々まで磨くことはまず不可能です!

少なくとも歯ブラシとデンタルフロスは必要です。歯ブラシは表と裏を磨けます。歯と歯の間はデンタルフロスで磨きます。歯並びは人それぞれですので、歯ブラシで届かな場所がある方は自分に合ったブラシを用いて磨いて下さい。

毎日歯を磨いているのに虫歯や歯周病に罹ってしまった場合は、やはり磨けていない場所があるのです。その場合、どこが磨けていないのかを早く知ることが大切です。知らなければやりようがありません。

そして、虫歯や歯周病は生活習慣病でもあるので、食生活や喫煙習慣等を見直してみるのも予防への近道ですね。

ぜひクリニックで歯ブラシがきちんと届いているか調べにいらして下さい。

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インプラント治療の前に

もし、歯を何らかの理由で失ってしまったらどの様に補いますか?

① 入れ歯

② ブリッジ(失った歯の隣同士がある場合に限ります)

③ インプラント

上記の3つが候補にあがると思います。その中で、今日はインプラントについて少しお話したいと思います。

インプラントは失った歯の代わりとなる人工歯根です。なので、入れた後は自分の歯のように違和感無く快適に噛むことが出来ます。

そこでインプラント治療を始める前に、まず大切な事があります。それは、毎日のお家でのセルフケアをしっかり行い、口腔環境を整えておくことです。これがインプラント治療の前にやっておくべき大切な事です。

まず、歯を失った原因は何でしょうか?

外傷などで失う事もありますが、虫歯や歯周病が主な原因になる事が多いと思います。その場合、失う原因となった虫歯や歯周病菌をそのまま退治せずにインプラント治療を行うとどうなるでしょうか?インプラントは人工物なので虫歯にはなりませんが、歯周病には罹ってしまいます。歯を失った原因を取り除かなくては、また同じことが繰り返されてしまうのです。高価な良い歯を入れたら長持ちするのではなく、セルフケアをしっかり行い、口腔環境を良くすることで治療を終えた歯を長持ちさせることができるのです。

そして、インプラントの歯が歯周病に罹り進行が始まると、天然歯よりも進行が早いと言われています。なので、インプラントを入れた後は気を付けてセルフケアを行い、歯周病に罹らないようにすることが大切なのです。

また、喫煙習慣のある方は術前1ヶ月前頃から禁煙をお勧めします。最低でも術前1週間~術後8週間は禁煙をします。喫煙は歯肉の血流を悪くしますので、術後悪影響を与えてしまいます。

ぜひ、インプラントをお考えの場合は術前の準備から丁寧に行うことをお勧めします。もちろん、術後のケアはさらに大切ですので、定期的なクリニックでの管理・メンテナンスサポートを行います。そして、長く快適にお過ごし頂きたいと思います(^^♪

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